こんにちは、雑記ブロガーのsaku(@sakublog)です。
せっかくブログをやっているなら、自分の記事は最後まで読んでほしいですよね。
しかしここで悲報です。
自分が書いた記事を隅から隅まですべて読んでくれる人はほぼいません。無慈悲。
どんなに時間と労力をかけて書いても、読まれなかったらその記事に価値は生まれません。
もし読んでもらったとしても、読者が読みづらいと感じようものなら、どんなにいい内容の記事であっても途中で離脱されてしまいます。
僕もブログを始めた当初は読みにくい文章を書いていました。
そもそも僕は、小説家でもなければプロのライターでもありません。
しかしそんな僕でも、いくつかのポイントに注意するだけで読みやすい文章を書けるようになりました。
というわけでこの記事では、読みやすい文章を書くためのポイントを解説していきます。
プロのライターほどの文章力がつくわけではありませんが、少なくとも読みやすい文章の基本はおさえられるはずです。
自分の記事を最後まで読んでもらうためには、読みやすい文章(=読者の負担が少ない文章)を書くことが必要不可欠。
読みやすい文章を書けるようになりたい方はぜひ読んでみてください!
ちなみに、読みやすい記事の作り方はこちらの記事で解説しています。
文章の書き方とセットで参考にしてみてください!
【初心者向け】読みやすい記事にするために気をつけるべきポイント 【ブログ】目次
改行や句読点を使って一文を短くしよう
例えばこの文章は読みやすいでしょうか?
例文僕は高校生探偵、工藤新一と言いまして、幼なじみで同級生の毛利蘭と遊園地に遊びに行って、 黒ずくめの男の怪しげな取り引き現場を目撃し、取り引きを見るのに夢中になっていた僕は、背後から近付いて来るもう一人の仲間に気付きませんでした。僕はその男に毒薬を飲まされてしまい、目が覚めたら体が縮んでしまっていたのです。
かなり読みにくいバーローな文章ですよね。そりゃ毒盛られるわ。
読点(、)が多すぎてどの主語にどの述語がかかってるのかわからなくなってます。
改行もないのでリズムも悪い。
改行を使わないと、パソコンでは2,3行くらいでも、スマホだと一文だけで画面が埋まるくらいの文章量になってしまう可能性も考えられます。
ではこの読みにくい文章を、句読点を使って、さらに改行した文章に書き換えてみます。
句読点を使って改行してみる
僕は高校生探偵、工藤新一。
幼なじみで同級生の毛利蘭と遊園地に遊びに行ったとき、 黒ずくめの男の怪しげな取り引き現場を目撃。
取り引きを見るのに夢中になっていた僕は、背後から近付いて来るもう一人の仲間に気付きませんでした。
僕はその男に毒薬を飲まされてしまい、目が覚めたら体が縮んでしまっていたのです。
句読点と改行を効果的に使うことでより読みやすく、リズム感のある文章になります。
ちなみに、読点(、)は一文の中に2つまでにしておくのがおすすめです。
「です・ます」調と「だ・である」調の統一
ブログを書くときに「です・ます」調にするか「だ・である」調にするかは自由ですが、必ず統一するようにしましょう。
混ざると読みづらい
ブログの文体は統一しないと読みづらくなる。
この文章を読んでみてどうでしょうか。
きっと読みにくいと感じるはずだ。
だからブログの文体は統一しましょう。
では統一したほうの文章はどうでしょう。
統一すると読みやすい!
ブログの文体は統一しないと読みづらくなります。
この文章を読んでみてどうでしょうか。
きっと読みやすいと感じるはずです。
だからブログの文体は統一しましょう。
ちなみに僕は、雑記ブログということでなじみやすさを重視した結果、「です・ます」調で統一することにしました。
もちろん、サイトのテーマによっては「だ・である」調のほうが合う場合もありますので、サイトの雰囲気にあわせて使いわけましょう。
専門用語を使いすぎない
あなた自身は知っている言葉だとしても、初めてあなたの文章を読む人にとっては知らない言葉かもしれません。
あまりにも専門用語が多いと、その言葉を知らない人には意味が伝わりづらくなり、離脱の原因にもなりえます。
悪い例MTGのエビデンスを残しておくのは大切なことです。
いい例会議の議事録を残しておくのは大切なことです。
MTGはミーティングの略で、エビデンスという言葉には「証拠」や「証言」といった意味があります。
この場合は「議事録」という意味にもなりますね。
ビジネス用語としては使いやすいことは間違いないのですが、普段エビデンスという言葉を使ってない人にとっては伝わりにくいです。
誰が見てもわかるような言葉に置き換えることで、どんな読者にも伝わる記事になります。
それでも専門用語を使う場合は補足説明をそえてあげましょう。
ビジネス用語としてのエビデンスとは、「証拠」という意味があり、「議事録」と置き換えることもできます。
同じ語尾を繰り返さない
同じ語尾を繰り返した文章は単調で稚拙な印象を与えてしまいます。
例文
僕は北海道に旅行に行くのが大好きです。
なぜかというとおいしいグルメがたくさん味わえるからです。
とくに好きなグルメは海鮮です。
他には味噌ラーメンも外せないです。
やっぱり北海道は最高です。
「です」がうざいんじゃ~(cv.千鳥ノブ)
僕は基本的に、同じ語尾を連続で使うのは2回までにしています。
「です・ます」調だとどうしても語尾の種類が限られてきますが、体言止めや倒置法を使えばOKです。
語尾を変えてみる
僕は北海道に旅行に行くのが大好きです。
なぜかというと、おいしいグルメがたくさん味わえるというのが理由の1つ。
とくに好きなグルメは海鮮!←体言止め
他には味噌ラーメンも外せませんね。
やっぱり最高ですよ北海道は!←倒置法
どうでしょう?
なんというか、人らしさが出てると思いませんか?
普段人と会話するときに、「です」を連続して使うことはないはずです。
人と会話している状況を思い浮かべて書けば、自然と読みやすい文章になります。
漢字の比率を考える
普段は漢字で書くような単語でも、あえてひらがなにすることでさらに読みやすい文章になります。
- 何故なら→なぜなら
- 出来る→できる
- 例えば→たとえば
漢字が続きそうなら「てにをは」などを使いましょう。
句読点で区切るのもアリです。
悪い例今日朝家出る時に弁当箱忘れた。
いい例今日の朝、家を出るときに弁当箱を忘れた。
最終的に文章中のひらがなと漢字の比率が7:3くらいだと気持ちがいいかな~って感じます。
数字の表記の仕方
数字の書き方も読みやすさに影響してくる要素の1つです。
漢数字(一、二)と算用数字(1、2)、どっちを使う?
基本的に僕は算用数字を使うようにしています。
ブログにおける数字って、文字というよりは情報の意味合いのほうが強い場合が多いです。
それを漢数字であらわすと、文章の漢字と混ざって読みにくくなる可能性が高いです。
できるだけ算用数字を使った方が、読者にもわかりやすく的確に伝わります。
ちなみに、固有名詞の中に数字が含まれている場合はそのまま漢数字でかまいません。
算用数字を使わない例一石二鳥、三寒四温…など
半角全角を統一
算用数字を使うときは半角と全角を統一しましょう。
半角と全角がまざっていると文字の間に変なすきまが生まれてしまい、読んでて違和感が出てきます。
まざると読みにくい…300
半角で統一!300
数字の位や単位
数字の位や単位に関しても気をつけるポイントがあります。
- 位取りをつける(1000円→1,000円)
- 大きい数字は漢字の単位を使って短く(1,000,000円→100万円)
- 「数百万」「数千個」などは漢数字
早い話、読者が数字を見たときにすぐわかるような書き方をするのがポイントです。
読者の負担を減らす文章を書こう
最初にも述べた通り、読みやすい文章を書くことは読者の負担を減らすことにつながります。
- 改行や句読点を使って一文を短く
- 「です・ます」調と「だ・である」調の統一
- 専門用語を使いすぎない
- 同じ語尾を繰り返さない
- 漢字の比率を考える
- 数字の表記の仕方
せっかく自分の記事にたどり着いてくれたわけですから、最後まで気持ちよく読んでほしいですよね。
読みやすい記事の作り方もぜひ参考にしてみてください。
【初心者向け】読みやすい記事にするために気をつけるべきポイント 【ブログ】
負担を感じさせずに最初から最後まで読んでもらえれば、サイトやブログの滞在時間も上がり、結果的にGoogleからの評価も向上していいことづくし。
いうてもブログですから、なにもプロのライターのようなキレッキレの文章を書く必要はないと僕は思っています。
読者にとって読みやすく、そしてわかりやすい文章を書けばOKです。
自分が書いた記事が読みやすいか読みにくいか判断するために、声に出して読んでみるのもいいかもしれません。
ちなみに、読みやすい文章を書けるようになりたい!というあなたにおすすめしたい本があります。
マジでこの一冊だけで充分なくらい、読みやすい文章を書くためのノウハウが詰め込まれています。
ブログ以外の文章を書くときも絶対役に立つはずです。
ぜひ参考にしてみてください!
saku(@sakublog)でした。