ゲーム実況をしたい人
こんにちは、saku(@sakublog)です。
ゲーム実況動画を作るためには、ゲーム動画と音声を録画するためのパソコンが必要になってきます。
ノートPCでもデスクトップPCでもどちらでもかまいませんが、ある程度のスペックが必要です。
動画の編集などは重い作業になるので、低スペックの安いパソコンだと作業に支障が出てしまいます。
さらにパソコンだけではなくキャプチャーボードも必要になり、本格的にゲーム実況をはじめようとすると結構な出費になってしまいます。
ゲーム機とキャプチャーボードを接続すると、パソコンにゲーム画面が映り、音声も出るようになります。
その状態で付属のソフトを使って録画することで、ゲーム実況動画が完成します。
僕も最近、ゲーム実況をはじめたいなって思ったんですけど、録画用のパソコンを買うお金がなくてどうしようか迷ってたんです。
それに、とりあえず実際にゲーム実況をやってみないことには、続けられるかもわかりませんよね。
試しにやってみるにしても録画用のパソコンとキャプチャーボードを揃えるとなるとかなりハードルが高いです。
そんなときに見つけたのがこの「GV-HDREC」。
パソコンがなくてもゲーム実況を録画することが可能なゲームレコーダーです。
このGV-HDRECとマイク&イヤホンのセットかヘッドセットがあればすぐにゲーム実況がはじめられるというすぐれもの。
価格も1万円台ということで、とりあえず試しにゲーム実況動画を録ってみたいという人にはめちゃくちゃおすすめしたい一品です。
というわけでこの記事では、PCを持ってない人でもゲーム実況をはじめられるGV-HDRECについて書いていきます。
目次
GV-HDRECの外観と付属品
I-O DATA社の「GV-HDREC」はPC不要でテレビゲームを録画できるゲームレコーダーです。
パソコンを使わずにHDMI出力の映像を簡単に録画することが可能。
こちらは記録・再生用のSDカードを入れるスロットと、ヘッドセット入力端子。
USBポートも搭載してあるので、HDDに録画することも可能です。
HDMI端子の他にAV入力端子もあるので、PS4からスーパーファミコンまで、幅広いゲーム機に対応しています。
1番右のDCINと書かれている端子は、ACアダプターを挿すための端子です。
付属品は、HDMIケーブル×1、ACアダプター×1、AV入力変換ケーブル(コンポジットビデオ入力:RCAピン×1、外部ライン入力:RCAピン(L/R)×各1)×1になります。
GV-HDRECは1080p/60fps完全対応
パソコンを使わずにゲーム実況の動画を録画できる「GV-HDREC」ですが、録画の画質は、1080p/60fpsにバッチリ対応しています。
1080pとは「縦のドットの数が1080個」という意味。フルHDの解像度ってわけです。
60fpsは、1秒に60枚の静止画が使われているという意味です。
つまり早い話が、きれいでなめらかに動く動画を録れまっせってことになります。
この大きさで1080p/60fpsで録画できるっていうのは結構すごいですね…。
しかし、これだけの画質だと必然的に容量も大きくなります。
画質を優先するか容量を優先するかを選択することは可能ですが、せっかくなら画質を優先したほうが視聴者も見やすいかなと思います。
ちなみに、僕が一緒に買った128GBのmicro SDカードだと、最高画質で7時間ほど録画できることがわかりました。
2TBの外付けハードディスクなら128GBの10倍以上の容量があるので、最高画質でも約110時間くらいは録画できることになります。
ただし、外付けHDDにゲーム実況動画を保存する場合に気をつけておきたいことが1つあります。
例えばGV-HDRECに3TBのHDDをつなげても、2TB分しか録画できません。残りの1TBは無駄になってしまいます。
外付けHDDを使う場合は、2TBまでのものにしておきましょう。
まぁ2TBあれば、容量が足りなくなるということはまずないと思いますが。
GV-HDRECなら音声の同時録音も可能
「GV-HDREC」にはヘッドセット端子があります。
ここにマイクを挿すだけで、自分の声も同時に録画することが可能です。
ちなみにヘッドセットを挿すとテレビとヘッドホンからゲームの音が出てきます。
ゲームの音が二重で聞こえてしまう上に、録音したマイクの音声にも乗っかってしまいますが、これはテレビの音を消してしまえばOKです。
GV-HDRECならPS4からスーファミまで録画可能
「GV-HDREC」にはHDMI端子とAV入力端子があるため、とさまざまなゲーム機での実況動画を録画することができます。
※スマホ表示の場合、表は横にスクロールできます。
ゲーム機 | HDMI | AV入力 | 備考 |
---|---|---|---|
PS4 Pro | ○ | × | ・4K解像度での表示や録画はできない
・「HDCPを有効にする」のチェックを外す必要あり |
PS4 | ○ | × | ・「HDCPを有効にする」のチェックを外す必要あり |
PS3 | × | ○ | ・HDMIケーブルからの録画はできない
・設定から、「コンポジット/S端子」と「音声入力端子/SCART/AV MULTI」を選択する必要あり |
PS2 | × | ○ | |
PS | × | ○ | |
PlayStation VR | ○ | × | ・同梱されている「プロセッサーユニット」が必要 |
PlayStation Classic | ○ | × | |
Nintendo Swicth | ○ | × | |
Wii U | ○ | × | |
Xbox One S | ○ | × | |
Xbox One | ○ | × | |
ニンテンドークラシックミニ
ファミリーコンピュータ |
○ | × | ・ゲーム映像の出力が720pのため、フルHDでの録画ができない |
ニンテンドークラシックミニ
スーパーファミコン |
○ | × | ・ゲーム映像の出力が720pのため、フルHDでの録画ができない |
セガサターン | × | ○ | |
スーパーファミコン | × | ○ | |
AV仕様ファミリーコンピュータ | × | ○ | |
レトロフリーク | ○ | × | ・ゲーム映像の出力が720pのため、フルHDでの録画ができない |
1番最後のレトロフリークというのは、カセットさえあれば挿すだけでプレイできるゲーム機で、なんと11機種ものレトロゲーム機に対応しています。
今後レトロゲームで実況をしたいと考えている方におすすめです。
GV-HDRECのデメリット
もちろん、「GV-HDREC」にはいくつかのデメリットがあります。
生配信ができない
GV-HDRECは録画用のため、生配信には対応していません。
PS4やXboxなど、ゲーム機自体に生配信の機能が備わってるものはいくつかあります。
もし生配信の機能がないゲーム機で生配信をしたい場合は、パソコンとキャプチャーボードを使うなどの方法を考えなければなりません。
PS4で映像サービスや一部ゲームを起動できない
GV-HDRECを繋いでゲーム実況動画を録画する場合、HDCPのチェックを外す必要があります。
このHDCPというのは、簡単に言うと著作権を守るためのもので、チェックを外すことでGV-HDRECを通して録画することが可能になります。
しかし、このチェックを外すとNETFLIXやYouTubeなどの映像サービスや、一部のアプリケーションを起動することができません。
しかもGV-HDRECを繋いだ状態だと、ぶつぶつと音がなって画面が映らないため、HDCPの項目にチェックを入れることができません。
もし、普段からゲーム以外でもNETFLIXなどを使う人は、いちいち配線をつなぎかえる手間がかかります。
まぁその手間で済むくらいのデメリットではあるので、ゲーム実況動画を録画するときだけ配線をつなぎかえればOKです。
ホワイトノイズが聞こえることがある
これは使用環境にもよるんですけど、実際にゲームプレイを録画した動画を後で見ると、無音のとこで「サー」っていうホワイトノイズが聞こえることがあります。
一応I-O DATAでホワイトノイズを聞こえなくするための修正パッチが配布されてるんですけど、僕の場合は改善されず…。
しかしそのあと、マイク音量とゲーム音量を調節してほぼ消すことはできました。
GV-HDRECのレビューまとめ
フルHD・60fps(きれいで滑らかな画質)でゲーム実況を録れるものとしては、とにかくコスパ抜群のGV-HDREC。
CV-HDRECの特徴
- パソコン不要でゲーム実況をはじめられる
- 他の方法に比べるとかなり安価でゲーム実況ができる
- 1080p/60fpsの高画質での録画が可能
- PS4などの最新機からレトロゲーム機まで幅広く対応
- 動画の簡易編集機能あり
ゲーム実況がしたくてもパソコンやキャプチャーボードがすぐ買えない人や、試しにゲーム実況をやってみたい人にはめちゃくちゃおすすめです。
ぜひ参考にしてみてください!
saku(@sakublog)でした。