web未経験の人
こんにちは、web業界8年目のwebデザイナーsaku(@sakublog)です。
業界にそこそこ長くはいますが、もちろん僕も最初はweb業界未経験でした。
CGデザイナーからの転職だったので、デザインに関してある程度の知識はありましたが、web業界で使える知識はほぼ皆無でした。
いざ転職するときも、どういう仕事ならできるかっていうのが全然わからず、かなり苦労したのを覚えています。
それでも僕は業界未経験の状態からwebデザイナーになれましたし、長く働くことができています。
転職してから最初に入った会社で2年くらい働いたあと、別の会社に転職してweb広告のデザイナーを5年ほどやっています。
LP(ランディングページ)やサイトのデザイン・コーディングなどもやらせてもらえるようになりました。
ゴリゴリのwebサイトを作るような仕事じゃなくても、webデザインにかかわること・webデザインの仕事につなげていくことは可能なんです。
僕が思う、webデザイン未経験でも今後webデザイナーになりたいと思う人ができるような仕事は、以下の5つです。
webデザイン未経験でもできる仕事
- ECサイト運営
- バナー作成
- 自社サイトの更新・管理
- 記事作成
- HTMLコーダー
この記事では、web業界未経験でもできる仕事の内容を解説していきます。
未経験でもwebデザイナーになりたいというあなたはぜひ読んでみてください!
ECサイトの運営
ECサイトとは、商品やサービスを販売するためのwebサイトのことです。
楽天やYahoo!ショッピングなどのモール型ECサイトに出店する場合もありますが、自社で運営する場合もあります。
僕がweb業界未経験で最初に入った会社では、楽天やYahoo!ショッピングなどに出店しているお店の売上代行という仕事を担当しました。
デザインを改善してお店の売上を上げることが目的ですね。
web業界未経験のわりにいろいろな仕事ができたと思います。
ECサイト運営でできる仕事
- 商品の画像作成
- 売れ筋商品の特集ページ(LP)のデザイン
- 売上を上げるためのSEO施策(キーワード選定など)
- CMSのカスタマイズ
などなど、webデザインだけでなくマーケティングの基礎的な知識も身につきました。
コンテンツ・マネジメント・システム(コンテンツ管理システム)の略称。
簡単に説明すると、web専門知識がない人でも簡単にページの作成や、webサイトの更新・運営ができるシステムのこと。
wordpressもCMSのひとつです。
webサイトを1から作るような仕事はできませんでしたが、売れ筋商品のLPのデザイン・コーディングや特集ページの画像を作ったりなど、わりといろいろな仕事ができたと思います。
ただ商品の庫管理もしなきゃいけなくて、Excelファイルをいじるのがしんどくなってきて辞めました(笑)
- デザイン
- キーワード選定やライティングなどのSEO
- コーディング
- CMSの基本的な使い方
バナー作成
webサイトを見ているときに表示されている、サービスや商品に誘導するための画像がバナーと呼ばれるものです。
実際に見たほうが早いですね。こちらです↓
こちらは乗り換え案内のサイト「駅探」ですが、サイトのいくつかの場所にバナーが置いてあるのがわかります。
赤枠で囲んである画像はすべてバナーになります。
僕がweb業界に入って2社目の会社(今もいる会社)でメインにやっている仕事が、まさしくこのバナー作成。
仕事のスパンも短いですし、基本的に1枚デザインするだけで完結するので比較的かんたんな仕事内容ではあります。
しかし、訴求ポイントや見せ方でクリックされる数が大きく変わることもあるので、実は奥の深い仕事でもあります。
訴求とは
引用元:weblio辞書
webデザイン未経験からバナー作成の仕事をしたい場合は、ある程度実績を作ったほうがいいです。
実際に会社でバナーを作った経験はなくても、ランサーズなどのクラウドソーシングで作成したものをポートフォリオに入れて面接にのぞめばチャンスは充分にあります。
バナー作成の仕事で経験をつめばデザインの知識はもちろん、バナーをたくさんクリックさせるためのマーケティングの知識もつくので、個人的におすすめの仕事です。
- デザイン
- ライティング
- マーケティング
自社サイトの更新・管理
自社サイトの更新や、デザイン・コーディングおよび運用保守の仕事。
基本的に自社サイトのみになるので、幅広いデザインができるかと言われると難しいところ。
しかし、HTMLやデザインの基礎などは充分学べますし、残業が少なめな傾向にあるのもメリットの1つです。
自社サイトのデザインに使う写真の撮影の知識もつけられるかもしれません。
その他にサーバー関連の作業も考えられます。
経験を積んでいけば、PHPなどのさらに深い知識も学べる可能性もあります。
- デザイン
- コーディング
- サーバーのメンテナンス
- 写真の撮影など
記事作成
webメディアやキュレーションサイトなどの記事を作成する仕事。
記事作成の仕事をすればライティングの知識は間違いなくつきます。
ライティングってwebデザインに必要なの?って思われるかもしれませんが、バナー作成やLP作成のときに役立つことがあるんですよね。
もっと良い言い回しが思いついたらデザイン的に気持ちよくなるのに!みたいな。
できればCMSなどで記事を作成する会社のほうが、コーディングやCMSに関しての知識も身につきますし、より今後に活かせるのでおすすめです。
- ライティング
- コーディング
- CMSの基本的な使い方
- 写真の撮影など
コーダー
デザインのセンスは一朝一夕でつくか難しいところですが、コーダーであればある程度勉強すれば難しいことはありません。
なぜかというと、コーディングでわからないことがあっても、ネットで調べればだいたい答えが出てくるんですよね。
デザインと違い、明確なゴールが見えてるっていうだけでも難易度は下がると僕は思っています。
デザインは好きなテイストや好みなどがクライアントによって変わる可能性もありますしね。
わざわざスクールなどに通わなくても、コーディングの基礎知識くらいであれば充分身につけられますし、メモ帳を使えばサイトを0から作ることも不可能ではありません。
コーダーは未経験からでも充分目指せる仕事と言えます。
実務を経験すれば、もっと高度な言語の知識も身につくでしょう。
- コーディング
- PHPやJavaScriptなどの言語
まとめ:未経験でもwebデザイナーはめざせる!
僕も未経験からweb業界に入りましたが、webにはいろいろな仕事があるので自分に合った仕事を探しやすいです。
デザインを極めるのもいいですし、コーダーからエンジニアを目指したりSEOなどのマーケティングの道に進むのもいいですよね。
元々CGデザイナーだった僕ですが、CGデザインが難しくてついていけなかった過去があります。
自分に合うデザインの仕事はないものかと探していたときに、webデザインのことを知りました。
プログラミングは高校生のときにかじる程度やっていたので、デザインとプログラミングを半々でやれるwebデザインは自分にとってとても魅力的でした。
僕のように、web業界未経験からでもしっかりステップアップできるのもweb業界の魅力の1つです。
未経験の状態で転職するのってすごく怖いことだと思います。
ですがせっかくweb業界に興味をもってくれたのなら、ぜひ勇気を出して飛びこんでほしいなって思います。
インターネットがなくなるということはまずあり得ないと思いますし、今後どんどんweb業界は伸びていくはずです。
新しい技術もどんどん開発されていくでしょうし、絶対楽しんで仕事できると思いますよ!
ぜひ参考にしてみてください。
saku(@sakublog)でした。