悩んでいる人
こんにちは、saku(@sakublog)です。
皆さんには好きなことや好きなものはありますか?
僕にはあります。ざっとあげてみてもこれくらい。
- スノーボード
- 音楽(ライブ)
- ゲーム
- 寿司
- ラーメン
スノーボードや音楽やゲームはもはや自分の人生からは切り離せないものとなっていますし、寿司やラーメンを食べてる時間はまさに至高。
しかし、僕はこの中のいずれも、「好きだから仕事にしたい」と思ったことはありません。
この記事では、好きなことを仕事にするべきか否かというテーマで書いていきたいと思います。
あくまで僕の考えなので、参考程度にしてもらえるとありがたいです。
目次
嫌な面を見ても好きでいれるなら仕事にするべき
結論から言うとこれです。
あなたは好きなことや好きなものの、裏側にある嫌な面を見ても好きでいられますか?
スノーボードやってるときは最高に楽しいし、寿司を食べてるときは「寿司最高」以外の感情が死にます。
好きなことを趣味でやる分には、こういうポジティブな感情以外、必要ないですよね。
もし飽きたらやめるのも自由ですし。
しかし、仕事となるとそうはいかんのです。
好きという感情だけで続けるのは本当に難しいわけですよ。
好きなことを仕事にすると、どんな嫌な面があるかを解説していきます。
好きなことを仕事にするといろいろなデメリットがある
例えば僕の場合で考えてみましょう。
スノーボードが好きだからそれを仕事にしたい。
そう思ったときに考えられる働き方はこんな感じでしょうか。
- プロスノーボーダー
- スノーボードショップで働く
- ゲレンデで働く
パッと見は好きなことに囲まれて楽しく仕事できるじゃん!て思われるかもしれませんが、どの選択肢もいくつかのデメリットがあるんです。
プロスノーボーダー
- 勝つためにストイックにならなくてはいけない
- スポンサーのことを考えると自分が好きなブランドの道具を使えない
スノーボードショップで働く
- 1番滑るのが楽しい時期が繁忙期(地獄)
ゲレンデで働く
- 仕事がきつい
- 毎日たくさん滑れるわけではない
このようなデメリットを考えると、趣味で好きなときに好きなだけスノーボードをやる方が僕には合ってるなってなったわけです。
寿司にしてもラーメンにしても、作るよりも食べるほうが好きなので仕事にしたいとは思いません。
好きなことは好きなようにやりたい
僕は小さいころからゲームが大好きだったので、いつかゲームを作る仕事がしたいと思い、高校卒業後に上京して専門学校に通いました。
しかし、実際のゲーム制作の現場で話を聞いたとき、ゲームクリエイターになりたいなら1日1本はゲームをしてくださいって言われたんですよね。
その話を聞いたとき、「あ、そんな感じでゲームしたくないわ」ってなったんです。
そのゲームクリエイターの人が言ってたことはきっと間違いではないと思うんです。
実際にその立場になっている人が言ってることですし。
でもそのときに聞けてよかったなって今でも思います。
もしその話を聞けずにそのままゲームクリエイターを目指していたら、どこかのタイミングでゲームを嫌いになってたかもしれません。
その話を聞いてから、好きなことは自由に好きなようにやっていたいと思うようになったわけです。
「できること」を仕事にする
僕が仕事をしている理由は、好きなことを全力で楽しむためです。
しっかり働いて稼いだお金で、好きなことを好きなように楽しむ。
仕事でやっているわけではないので、楽しみ方をとやかく言われることもありません。
じゃあ好きでもないことを仕事にしなきゃいけないのかと言ったら、もちろんそんなことはありません。
僕は、「できること」を仕事にすればいいんじゃないかなって思うんです。
最初はテレビのCGデザイナーとして働き始めたんですけど、3年くらい仕事して自分に合わないな~ってわかって転職。
CGデザイナーは僕にとって「できること」ではありませんでした。
それでも3年続けられたのは自分でもがんばったなって思いますけど、気づくまで結構時間かかったなとも思います。
そして現在はWebデザイナーをやっています。
Webデザイナーは自分にぴったりの職種でした。もうかれこれ7年くらい続けられています。
「できること」が仕事になるとこんなに楽しく働けるもんなんだな~ってびっくりしてます。
月曜日に憂鬱な気分になったことないですもん。満員電車は嫌ですけど。
若いころ、それこそ就職活動していたときは、CGデザイナーになるという選択肢しか浮かんできませんでした。
CGの専門学校で勉強したんだから、CGデザイナーしかないよなって狭い考え方しかできなかったんです。
でも、働き方なんてたくさんあるし、仕事だってたくさんあります。
いろいろ調べれば、これなら苦もなくできるなってことが誰にでもあるはずです。
自分の強みを知ることも大切
自分の得意なことやできることは何かを知るために、自分の「強み」を知ることが大切です。
自分の強みは得意なことやできることに密接にかかわってきます。
「グッドポイント診断(リクナビネクスト)」など、簡単な質問に答えるだけで自分の強みを知れるサービスもあるので、ぜひ使ってみることをおすすめします。
自分の強みがどこなのか、なかなか客観的にわからないものですが、診断サービスを使うことで明確化できます。
まとめ:好きなことに「最高」以外の感情はいらない
仕事になると、どうしてもいろいろな責任やお金の問題がついてまわります。
好きなことをやっているときに、ほんのちょっとでもネガティブなこと考えるのっていやじゃないですか?
改めて言いますけど、好きなことやっているときに「最高」以外の感情って必要ないなって僕は思うんですよね。
例えば僕がもし、デザインすることが好きで好きでたまらなかったら、多分仕事にしてなかったと思います。
仕事となると、「自分はこういうデザインがしたい!」っていうのはなかなか出せないんです。
そこにお金が発生するから、ちゃんと相手の求めるものをデザインしないといけないわけで。
もちろん、アーティストになるところまで突き抜けられれば、自分の好きなデザインをしているだけでお金になるんでしょうけどね。
でもそこそこ好きくらいのことだからこそ、自分は今ストレスなく働けてるんだろうなってすごく思うんです。
そこそこ好きなことをして働きながら、休みはもっと好きなことをしてめちゃくちゃ楽しむ。
好きなことを仕事にするべきか迷ってる人には、こんな生き方もあるよってことを知ってもらえればって思います。
saku(@sakublog)でした。