こんにちは、saku(@sakublog)です。
僕は現在webデザイナーをやっています。
かれこれ8年くらいでしょうか。
web業界に転職する前はテレビ局でバーチャルCGクリエイターとして働いていました。
番組のセットや装飾、解説用のパネルなどを3DCGで制作し、リアルタイムで合成して番組セットを表現します。
CGを作るだけではなく送出業務もあるので、納品して終わりではなく収録の現場にも立ち会います。
厳密に言うと都内の制作会社に入社し、出向という形でテレビ局に行っていた感じですね。
ちなみに働いていたのはあの球体でおなじみのテレビ局です。
結局3年半くらい働いたのですが、その間に感じたテレビ局で働くメリットとデメリットを書いていこうと思います。
テレビ局でCGクリエイターとして働きたいと思っている人はぜひ参考にしてみてください。
目次
テレビ局で働くメリット
自分の作ったCGがテレビに流れる
テレビのCGを作るわけですから、自分が作ったCGが地上波に流れます。
やりがいとしてはかなり大きいのではないでしょうか。
親や友達にも自慢できますし、初めて番組のエンドロールに自分の名前が載ったときの感動といったらもう…涙
映像制作の知識が身につく
PhotoshopやAfter Effects、Premiereなどのソフトの実践的な使い方はもちろん、フルHDでの映像制作の基本などはバッチリ身につきます。
気持ちいいアニメーションや人の目を惹きつけるようなエフェクトなども、テレビ局で働くうちに身につけることができました。
これは今やっている広告制作の仕事にも活かされています
映像制作をやってみたいという人はテレビ局のCGクリエイターを目指してみるのも選択肢の1つです。
番組制作の裏側に携われる
普段テレビを見ている側だと、どんな風に番組が制作されているかというのはわからないものですが、そういう番組制作の裏側まで見れたりします。
台本がもらえる場合もありますし、番組の進行の仕方など細かいところまで知ることができます。
自分はバーチャルCGクリエイターだったので、CGの制作だけではなく送出の業務も担当していました。
本番にも立ち会います
リハーサルから本番まで見れますし、収録時間が長いときはロケ弁も食べられますよ。
ちなみに僕はぶっちぎりで喜山飯店のお好み4種弁当が好きです。
参考 お弁当Aメニュー喜山飯店テレビ局主催のイベントにタダで入れる
夏休みとか冬休みにやってるテレビ局主催のイベントってあるじゃないですか。
ああいうのはだいたいタダで入れます。
僕の場合はお台場冒◯王とかフラッと遊びに行きましたね。
今もそうなのかはちょっとわかりませんが、当時は自分だけじゃなく友達も招待できました。
テレビ局主催ではなくても、なんらかの形でテレビ局が絡んでいるようなイベントのチケットもタダでもらえたりもします。
芸能人に会える
やっぱりテレビ局内となると、その辺を芸能人が普通に歩いてたりします。
僕が遭遇した芸能人の方の一部がこちら。
- 早朝でまだすっぴん(天使級のかわいさ)の某女子アナ
- トイレしてたらとなりにダウンタ◯ンのツッコミの方
- SMA◯の皆さん
僕が働いていたのが楽屋がある階だったというのもあり、普通にすれ違うとか日常茶飯事でした。
ただここで1つ注意なのが、サインや握手を求めることはできません。
おそらく働くときに注意されると思います。僕も入社当初、だめだよって念押しされました。
テレビ局で働くデメリット
ハードワーク
多分テレビ局で働くということに関してきつい・しんどいというイメージがついている人はたくさんいると思います。
これは確かに間違っていません。
納期に間に合わせるのは絶対なので、仕事の進捗が思うように進まなかった場合は局に泊まって仕事をすることもありました。
ですが、おそらくほとんどのテレビ局には仮眠室やお風呂があります。
僕も実際に働き始めるまではビビってたんですけど、逆に家に帰るよりも楽なので、泊まりがあるっていうのはたいした問題でもないかなと。
ただ、洗濯機などはありません。そこまで用意するとテレビ局に住む人が出てくるからです。
休日が周りの友達と合いづらい
これも結構きつかったですね。
僕自身の仕事がバーチャルCG制作だったというのもあり、基本的に本番にも立ち会うので拘束時間が長くなりがちです。
さらに担当する番組が土日のものもあったため、なかなか周りの友達と休みが合わず、SNSでみんなの遊んでいるところをうらやましそうに眺めてましたね。
もちろん、担当するCG制作の部署によっては土日もしっかり休める場合もありますが、納期前はバタバタして休日出勤することも珍しくありません。
まとめ:テレビ番組のCG制作はやりがいがある
CGクリエイターとしてテレビ局で働くメリット・デメリットを書いていきました。
- 自分の作ったCGがテレビに流れる
- 映像制作の知識が身につく
- 番組制作の裏側に携われる
- テレビ局主催のイベントにタダで入れる
- 芸能人に会える
テレビ局で働くというのは確かに大変ではありますし、体力も求められる仕事ではあります。
ですがやはり経験・やりがいなどがたくさん得られる仕事ではないかなと。
経験に関してはとくにそうで、テレビ局でCGを作ったことがある人なんてそうそういませんし、その先のキャリアアップでも必ず活きてくると思います。
映像制作がやってみたい、テレビ業界で働いてみたいと思っている人にはおすすめしたいです。
ぜひ参考にしてみてください。
saku(@sakublog)でした。