イラストが描けない人
こんにちは、現役webデザイナーのsaku(@sakublog)です。
先日このようなツイートをしました。
webデザイナーになるのにイラストが描けるかどうかはあまり重要じゃない。もちろん描けた方がいいことに変わりはないけど。
イラスト描けないからってwebデザイナー諦める必要はない。
素材を引っ張ってきたり外注したり、自分のスキル不足をどう補うかが大事。#僕もイラスト描けません
— saku (@sakublog) February 13, 2019
僕は現在webデザイナーですが、web業界に入るまではテレビのバーチャルCGを作る仕事をしていました。
その後webの世界に飛び込むわけですが、僕もイラストが描けないので、web業界への転職がうまくいくのか本当に不安だったんですよね。
テレビのCG制作会社の面接受けたとき、自分が描いたデッサンボロカスに言われたましたし…。
そんな僕でもwebデザイナーになれたばかりか、もうかれこれ7年間webの業界で働けています。
というわけでこの記事では、イラストが描けなくてもwebデザイナーになれる理由を紹介していきます。
目次
イラストが描けなくてもwebデザイナーにはなれる
結論から言うとこれです。
イラストが描けなくてもwebデザイナーになれる理由は3つ。
- イラストを描く必要がない仕事もある
- イラスト不要のジャンルやテイストに強くなればいい
- イラスト制作を依頼されても対策方法がある
僕は学生時代、CG(コンピューターグラフィックス)の学科にいたということもあり、デッサンの授業もあったのである程度の絵なら描けます。
ですが、はっきり言って実務レベルには遠く及ばないですし、イラストレーターにはまずなれません。うん、泣きそう。
それでもweb業界にはなんだかんだで7年いますが、楽しく元気にwebデザイナーやれています。
イラストが描けないからwebデザイナーにはなれないのかな、なんて悩む必要はマジでありませんよ。
webデザインにはイラストを描く必要がない仕事もある
サイトの更新や自社メディアの記事更新などの仕事も、広い意味ではwebデザイナーの仕事と言えます。
コーダーも基本的にプログラミングがメインの仕事になるので、イラストを描く必要はほぼありませんね。
コーダーの仕事デザインされたwebサイトを、HTML・CSS・JavaScriptなどの言語を使ってコーディングし、インターネット上で見れるようにします。
簡単なバナー作成なども、素材がもらえることがほとんどなので、イラストを描かないといけないことってなかなかないです。
いっそのこと、webデザイナーではなくwebディレクターになるという手もアリですよね。
プレイヤーではなく、プロジェクトをまとめる立場の方が合うという人もいます。
例えば全然違う職種でも、進行管理などをしていた人ならプロジェクト管理などが向いているかもしれませんよね。
イラスト不要のジャンルやテイストが得意なwebデザイナーになる
webデザインとひとことで言っても、ジャンルはもちろんデザインテイストは多岐にわたります。
その中にはイラストを必要としないものがたくさんあります。
イラストを必要としないデザインを自分の強みにしてしまえば、「イラストが描けなくても必要とされるwebデザイナー」になれます。
サイトデザインの流行なども、たくさんあるまとめサイトで充分勉強することができますよ。
例1:高級感のあるデザイン
高級感を出すためには写真やフォント、余白などの使い方が重要になってきます。
わざわざイラストを描く必要のないデザインテイストの1つです。
例2:コーポレートサイト
コーポレートサイトは多くの関係者が見ることになるまさに企業の顔。
企業のイメージに合ったデザインをすることが重要になるので、よほどのことがない限りはわざわざイラストを描いたりすることはないと思います。
イラスト制作を依頼されたときの対策方法
web業界で7年ほど働いてきましたが、わざわざイラストを描く必要があったことがありません。
ただ、イラストを描いてほしいという依頼が絶対にないとも言い切れませんよね。
もしイラストが必要になったときにどうするか。
僕だったら以下の方法で対応します。
イラスト制作を依頼されたときは
- イラストの素材を探す
- 絵がうまい人に描いてもらってスキャン
- 外注
イラストの素材サイトはたくさんありますし、絵がうまい人に描いてもらったイラストをスキャンして作ればいいんです。
ちなみに、仕事中にイラストが必要になったときに僕がよく使う素材サイトはこちらです。
予算的に大丈夫そうであれば、外注するのももちろんアリですよね。
つまり、自分にないスキルをどのような形で補うかを考える力がwebデザイナーには必要なわけです。
イラストが描けないならそれ以外の武器で戦うことが大事
イラストが描けなくてもwebデザイナーになることは充分可能です。
グラフィックデザイナーやイラストレーターなど、別分野のデザイナーに比べたら、未経験でも飛び込みやすいのがwebデザイナーの魅力だと思います。
コーダーを極めるっていう選択肢もありますしね。
僕は、デザインだけではなくプログラミングも一緒にできるところに魅力を感じてweb業界に転職しましたし。
イラストが描けないくらいで悩む必要はまったくありませんよ。
大事なのは、得意なことを武器にして戦えるデザイナーになることです。
イラスト以外の強みを武器にする
- コーディングが速い
- クライアントからの信頼が厚い
- 高級感のあるデザインが得意
などなど。
web業界は様々な仕事があるからこそ、どんな人でも挑戦しやすい世界だと僕は思います。
イラストが描けなくても、あなたが戦えるフィールドがきっとあるはずです。
web業界への就職・転職先を探すなら以下のサイトをおすすめします。
ぜひ参考にしてみてください!
saku(@sakublog)でした。